子犬のトリミングはいつからOKかというと、基本的には生後3ヶ月頃からです。
生後3ヶ月を迎えた子犬なら、多くのサロンでトリミングしてもらえるようになりますよ。
でも実は、子犬をトリミングさせる際は、いつからという時期だけでなく、もう一つ注意点があります。
それは、狂犬病と混合ワクチン接種です。
証明書がないとほとんどのペットサロンではトリミングをしてもらえません。
混合ワクチンや狂犬病まだ済ませていない場合は、先に予防接種に行きましょう。
狂犬病ワクチン前でもトリミングってできる?
冒頭でお伝えしたように、狂犬病ワクチン前のトリミングは基本できません。
子犬をトリミングしてもらう場合は、狂犬病証明書「狂犬病予防接種証明書」と、1年以内の「5種以上の混合ワクチン接種証明書」の2枚が必要なペットサロンが大半です。
きちんとワクチンと狂犬病の予防接種を受けていなければ、ペットサロンではトリミングをしてもらえないんですよ。
狂犬病ワクチン接種は、飼い犬に受けさせることが法律で義務付けられています。
飼い主の義務はこの3つです。
- 飼い犬の登録をすること
- 飼い犬に年1回、狂犬病予防接種を受けさせること
- 交付された「鑑札」と「注射済票」を犬に装着すること
狂犬病は、犬はもちろん、人間にも感染する可能性がある感染症です。
たくさんの犬や人が出入りするペットサロンやペットホテルなどでは、必ず狂犬病証明書の提示が必須になってくるんですね。
混合ワクチンは義務ではありませんが、受けていないとトリミングをしてくれないサロンがほとんどです。
飼い主からから見ても、お互いにワクチン接種を受けている方が安心して預けられますよね。
ということで、子犬にはきちんと混合ワクチンと狂犬病予防接種を受けさせてから、ペットサロンでトリミングをしてもらってくださいね。
証明書がないと、他のワンちゃんに狂犬病や感染症などが移ってしまう可能性があるため、トリミングを断られてしまいますよ。
そして、トリミングをしてもらう際はくれぐれも、狂犬病証明書と混合ワクチン証明書を持参することを忘れずに。
子犬のトリミングっていつからしていいの?
ペットサロンにもよりますが、一般的には多くのサロンでは、子犬が生後3ヶ月を迎えた時期からトリミングを受けることができます。
というのも生後3ヶ月を迎えていないと、精神的また肉体的にもトリミングをさせる負担に耐えられないからです。
トリミングって確かにワンちゃんにとっては必要なもの。
しかし、長時間同じ体勢を保っていなければいけなかったり、見知らぬ場所で見知らぬ人に触られることになります。
ワンちゃん特に子犬の場合は、より身体的にもツラいし、緊張などでストレスだって大きく感じてしまうんですよ。
生後3ヶ月未満だとトリミングの負担が大きすぎるので、ある程度精神的にも安定している生後3ヶ月以上からが、トリミングを受けさせるのに適しているんですね。
ということで、愛犬が生後3ヶ月にまだなっていないのなら、トリミングは控えましょう。
もう少し成長するのを待ってから、トリミングを受けるようにしましょう。
そうすればワンちゃんへの負担も軽くなって安心です。
ちなみに、私の姉夫婦も犬を飼っているのですが、やっぱりトリミングは生後3ヶ月を過ぎた頃から、連れて行くようにしたと話していました。
生後3ヶ月を過ぎたら、定期的にトリミングを受けるようにすると良いですね。
子犬がトリミングで暴れることがある?
子犬の初めてのトリミングは、犬も飼い主も不安なもの。
怖がりな性格だったり、人に慣れていないワンちゃんの場合、トリミング中に暴れることも。
できれば、事前に子犬と一緒にサロンを見学して、家でもスキンシップをとるようにしておくといいですよ。
犬の性格にもよると思いますが、トリミング中に子犬の視界に入る場所にいてあげると安心するでしょう。
子犬と一緒にトリミングサロンを見学する
まずは、子犬と一緒にトリミングサロンを見学に行きましょう。
全く見知らぬ、慣れない場所でいきなりトリミングをしてしまうと、子犬は暴れることがあります。
すると子犬がケガをしてしまうこともあるので、まずはトリミングサロンという場所に慣れさせておきましょう。
できれば、トリマーさんとも顔見知りになって、子犬が人見知りしないようにしておくと、より安心してトリミングを受けさせられますよ。
子犬とスキンシップをとる
人見知りや怖がりなワンちゃんの場合は、事前にサロンに何度か顔を出しに行ったり、日ごろ、いろんな人と触れ合う機会を作るといいですね。
また、トリミングの際はいきなり始めるのではなく、まずは担当のトリマーさんと一緒に愛犬に触ってあげて、スキンシップをとりましょう。
すると子犬も安心するし、トリマーさんにも慣れていくので、トリミングを始めても暴れることが少なくなりますよ。
トリミング中も愛犬の視界にいてあげる
トリミングしてもらっている最中は、愛犬の視界に入る場所で見守っていてあげましょう。
人見知りな子犬だったとしても安心するため、暴れる心配もないでしょう。
ただし、トリミング中に飼い主にじーっと見られているとトリマーさんが緊張したり、見張られている気持ちになったりするかもしれないので、相談してみてくださいね。
愛犬が安心して、トリミングを受けられるようにしてあげましょう。
子犬のトリミングって狂犬病まだでもしてくれる? まとめ
トリミングはいつから可能かというと、生後3ヶ月以上からOKです。
トリミングでは、ワンちゃんはかなり体力を消耗します。
初めてのトリミングの時は、サロンを見学したりして、愛犬を少しでも慣れさせておきましょう。
ただしトリミングをする際は、狂犬病予防接種と5種のワクチン接種の証明書が必須のサロンが多いです。
まだの場合は、必ず予防接種とワクチン接種を受けさせておきましょう。
もちろんサロン側に証明書を提示することもお忘れなく。