新しい生活を始める上で、洗濯機は欠かせないアイテムの一つ。
でも、「自分の洗濯だけなら、小さいもので十分」と思って適当に選んでしまうと、後で困ることがあるんです。
洗濯機は長く使うもの。だから、自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。
この記事では、一人暮らしにちょうどいい洗濯機の容量と、洗濯物の量の目安をお伝えします。
一人暮らしの場合、5〜7kgの洗濯機が適しています。
週末にまとめて洗濯する方や、大きなアイテムを定期的に洗う方は、7kg以上の洗濯機が必要になることが多いです。
バスタオルやシャツといった日常の洗濯物を参考に、最適な洗濯機を見つけてくださいね。
一人暮らし向け洗濯機のおすすめ容量は5〜7kg
一人で生活していると、洗濯物の量はそんなに変わらないと思うかもしれません。
けれど、洗濯をする頻度によって、必要な洗濯機の容量は変わってきます。
洗濯の頻度や洗濯物の量を基準に、一人暮らしにぴったりの洗濯機の容量をご紹介します。
一日の洗濯物の量は約1.5kg。必要な容量は日数×1.5kgで計算
一般的に、一人が一日で出す洗濯物は約1.5kgだと言われています。
この「一日の洗濯物の量×溜める日数」で計算すると、必要な洗濯機の容量がわかります。
でも、衣類だけじゃなく、シーツのようなものも洗うことがあるから、その点も考慮する必要があります。
梅雨時や忙しい時期には、洗濯物をまとめて洗うこともあるでしょう。
そんなわけで、少し大きめの洗濯機を選んでおくと、より安心です。
一人暮らしでは、5〜6kgの洗濯機が使いやすくておすすめです。
週末にまとめて洗濯したい方や大きいものを洗うことが多い方は7kg以上をお考えください
洗濯機で洗濯物を洗うときは、洗濯槽をぎゅうぎゅうに詰め込むのではなく、概ね容量の70%くらいに留めるのがベストとされています。
特に、休日に洗濯物を一気に洗う予定の方は、7kg以上の洗濯機が向いています。
例えば、3日分の洗濯物をためておくと、1.5kg×3で合計4.5kgになります。
この量を5kgの洗濯機に入れた場合、理想の70%を超え、洗浄効果が低下する恐れがあります。
出張や旅行から帰ったときに一度にたくさんの洗濯をする方も、7kg以上の洗濯機があると便利です。
また、シーツ、布団カバー、毛布、カーテンなど、大きな物をよく洗う場合にも、7kg以上の洗濯機をお勧めします。
容量が小さいと、洗濯物がしっかり洗えず、キレイになりません。
一人暮らしには5〜7kgの洗濯機が主流。5kg以下のモデルはめずらしい
市場に出ている洗濯機を見ると、5kg以下のものはほとんどなく、一人暮らし向けは5〜7kgが一般的です。
主に、
- 5kgほど
- 7〜8kgほど
の容量が多いです。
実際、一人暮らしの方が選ぶ洗濯機も、この容量の範囲のものが多いようです。
毎日洗濯をする場合は4kgの洗濯機でも十分ですが、そのサイズの製品はほとんど市場に出ていないため、選択の幅が狭まります。
この点には留意が必要です。
乾燥機能つき洗濯機の選び方:重要なのは乾燥能力
時間がない忙しい毎日や、雨が多い時期には、乾燥機能付き洗濯機がとても役立ちます。
このタイプの洗濯機を選ぶ時は、乾燥できる洗濯物の量、つまり乾燥容量をしっかり確認することが大切です。
洗濯物を洗ってそのまま乾燥まで行いたい場合は、乾燥機能の容量が特に重要になります。
なぜなら、洗濯機の洗濯容量に対して、乾燥容量は通常小さめに設定されているからです。
例えば、洗濯容量が7kgのモデルでも、乾燥できる量はだいたい3.5kg程度が一般的です。
しかし、乾燥容量が4kgのモデルもあるため、購入を考えている時はこの点をしっかりチェックすることが必要です。
洗濯物の重さの目安:乾燥後の重さで考える
一人暮らしをしている場合には、5〜7kgの洗濯機が適していますが、この「容量」とは洗濯機に入れることができる洗濯物の重さを意味します。
実際には、洗濯するたびに洗濯物の重さを量るわけにはいきませんよね。
そこで、乾燥後の洗濯物の重さの目安を紹介します。
これにより、洗濯機をより効率的に使うことができます。
- ワイシャツやブラウス:約200g
- 綿のパンツやスカート:約400g
- ジーンズ:約600g
- Tシャツ:約200g
- パジャマ(上下):約500g
- トランクス:約80g
- ショーツ:約30g
- 靴下:約50g
- ハンカチ:約15g
- タオル:約70g
- バスタオル:約300g
- シーツ:約500g
洗濯機での洗濯物の過剰投入は避けましょう
洗濯機に洗濯物を多く入れすぎると、機械の故障につながりやすくなります。
洗濯物は、洗濯槽の約70%程度に収めるのが理想です。
洗濯物を詰め込み過ぎると、洗濯機に余計な負担がかかり、エラーで作動が停止することや、最悪洗濯機自体が故障する可能性があります。
また、洗濯物が満載すぎると、洗濯物が十分に動かないため水流が生まれにくく、汚れの落ちが悪くなるだけでなく、衣類に雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因にもなります。
シーツや毛布など、大きな洗濯物をよく洗う場合は、7kg以上の容量を持つ洗濯機を選ぶことをお勧めします。
まとめ
洗濯機はそう頻繁に買い換えるものではありませんから、自分の生活に合った容量を選ぶことが大切です。
一人暮らしの場合、5〜7kgの洗濯機が適しています。
週末にまとめて洗濯する方や、大きなアイテムを定期的に洗う方は、7kg以上の洗濯機が必要になることが多いです。
洗濯機の容量を超えて洗濯物を入れると、洗浄力の低下や機械の故障のリスクがあります。
洗濯の頻度やどんなものを洗うかなど、生活パターンに合わせて最適な洗濯機を選択しましょう。