結論からいうと、生わかめはそのままでは食べられないので、まずよーく水洗いした後に太い茎を切り落とし、ササっとお湯にくぐらせてから食べるようにしましょう!
食べ切れない時は、冷凍保存もできますよ。
生わかめってそのまま食べれるのかどうかが、イマイチよく分かりませんよね…。
でも、きちんと下処理をしないと、美味しくそして安全に食べることができないんですよ!
今回は、意外と知られていない生わかめの食べ方をご紹介します。
保存期間や保存方法などもまとめています。
ぜひ参考にしてくださいね。
生わかめはそのまま食べる?それとも洗う?
春が旬の生わかめは、海でそのまま採ってきたもの。
そのまま食べようとすると、細かい汚れや微生物などが付着しているため、安全に食べることはできません。
何より硬くて美味しくないため、まずは洗ってから下茹でするなど下処理が必要です。
ということで、より詳しく生わかめの下処理の方法を解説しますね。
1)しっかりと念入りに洗う
まずは生わかめをしっかり水洗いしましょう。
細かい汚れや海中に住む微生物が付着しているため、丁寧になおかつ念入りに、生わかめを洗っていってくださいね。
極力は生わかめを1枚1枚、しっかりとよーく水洗いしていくのがおすすめですよ!
2)太い茎の部分を切り落とす
生わかめをしっかり洗えたら、次は太い茎の部分を包丁で切り落としていってください。
太い茎の部分は硬くて食べることが出来ないので、必ず切り落としていくようにすると良いですよ。
3)沸騰したお湯に軽くササっとくぐらせていく
次に鍋にお湯を沸かし、沸騰してきたら、生わかめをササっと、まるでしゃぶしゃぶの要領でくぐらせていきましょう。
生わかめが鮮やかな緑色になれば、ちょうど食べごろですよ!
ちなみに、生わかめは加熱し過ぎると、食感も悪くなるし、色が茶色っぽくなってしまうので、くれぐれもお湯に浸からせ過ぎないように気を付けましょう。
3)冷水で生わかめを冷やして水気をよく切ればOK!
熱湯にくぐらせた生わかめは、冷水に入れて締め、そのあとしっかり水切りすれば下処理は完了です。
生わかめって食べるのに結構手間がかかるんですね。
私もてっきり、水洗いすればすぐに食べられるのかな、と思っていましたが、かなり違ったので驚きました。
生わかめを美味しく食べるためにも、ぜひこの下処理は必要なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
下処理を済ませてから、酢の物や味噌汁の具材、サラダなどに使うようにしましょう。
生わかめの保存期間ってどれくらい?
生わかめの保存期間は冷蔵保存で2~3日ほどです。
冷凍すれば2~3ヶ月と長くなりますよ!
生わかめは生鮮食品なので、基本的には早めに食べるべきものなんですよね。
保存法を見ていきましょう。
生わかめを冷蔵保存する場合
冷蔵庫に入れて保管する場合は、先ほど紹介した下処理をした後、小分けにしてフリーザーバッグかタッパーに入れて、空気に極力触れないようにして冷蔵保存しておきましょう。
冷蔵庫に入れた場合の保存期間は最大で3日ほどです。
生わかめは冷凍保存もできます
生わかめの量が多くて3日以内に食べ切れない、という場合もありますよね。
そんな時は、下処理をした生わかめを小分けにして、フリーザーバッグに入れて密封してから、冷凍庫に入れて凍らせておきましょう。
冷凍しておいた生わかめを食べる時は、ザルに凍ったままの生わかめを出し、お湯をかければOKですよ!
冷凍することで保存期間は2~3ヶ月と長くなるので、とっても安心ですね。
生わかめの鮮度を保ちたいのなら、ぜひ冷凍保存をしておきましょう。
私も生わかめを購入したりもらったりしたら、冷凍して保存期間を延ばすようにしていきます!
その方がすぐに食べ切れなくても安心ですもんね!
生わかめは、保存期間を守って美味しく食べましょう。
生わかめがネバネバしてきたけど食べれる?
生わかめがネバネバしている場合は、もう腐り始めてしまっているので、絶対に食べてはいけませんよ!
実はネバネバしてきた生わかめって、傷んでいる証拠なんですよね…。
また、ネバネバしているだけでなく、異臭がしたりドロドロになっていたり、変色している、カビが生えている、という場合も、もちろん腐っているため食べることはできません。
もったいなくても必ず処分してくださいね。
少しでも食べてしまうと、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。
ネバネバしているなど、傷んだ生わかめは、加熱しても食べることはできません。
せっかくの生わかめを腐らせないためにも、生わかめは早めに(先ほど紹介した保存期間内に)食べるようにしましょう。
そうすれば鮮度も良く美味しい状態で生わかめを堪能できますよ!
食べ切れそうになければ、早めに冷凍保存するといいですね。
生わかめはそのまま食べれる? まとめ
生わかめはそのままでは食べることができないため、よーく水洗いしてから、茎の部分を切り落とし、ササっと茹でてから調理に使ってくださいね。
そして基本的に生わかめは生鮮食品なので、2~3日のうちには食べ切るようにして、もちろん冷蔵庫に入れて保存してください。
食べ切れない場合は下処理してから冷凍しておくと安心ですよ。
生わかめって、お刺身と同じように鮮度をしっかりと保ち、早めに食べることも大事なんですね。
生わかめの美味しさを味わうためにも、きっちりと下処理をすることはもちろん、新鮮なうちにいただくということも、くれぐれも忘れないようにしましょう。