子なし夫婦は、老後に面倒を見てくれる子供や孫がいなくて悲惨、と言われがちです。
しかし実際はそんなことはなく、きちんと若いうちから老後の蓄えをしておきつつ、老人ホームなど施設に入居することなども考えておけば問題なしなんですよ。
確かに、子持ちの人からは、子なし夫婦の老後は悲惨や孤独と言われることがありますよね。
でも、将来のために貯金をしたり、介護について話し合ったり、終活をしておけば、安心して老後を過ごすことができるでしょう。
子なし夫婦で将来が不安…という人はぜひ参考にしてくださいね。
子なし夫婦は老後の面倒を自分たちでみる準備をしよう
子なし夫婦は老後になると、介護してもらえる子供や孫がいなくて寂しい思いもするし悲惨、と言われます。
でも実際には、悲惨にはならないのでどうか安心してくださいね。
たとえ子供や孫がいたとしても、同居や介護を喜んでしてくれるとは限りません!
そのため、子ありの夫婦でも、老後の面倒は基本的には自分たちでみるべきな世の中なんです。
子なしの夫婦は早めに終活を!
ここ数年では「終活」をする高齢者が増えていますよね。
子供や孫には迷惑をかけられない、あるいは子供や孫を頼ることができない高齢者は、自分自身で身の周りのことを整えておく必要があるのです。
同じように、子なし夫婦も老後に頼れる子供や孫がいません。
そのため、やっぱり早い段階で、老後の面倒は自分でどうにかできるようにしておくのがベスト。
現代ではもう、高齢者は家族に介護してもらって、もしもの時も家族全員に看取られる、ということが少なくなっているんですね。
子なしの夫婦が将来の不安を解消するためにできること
子なしの夫婦でも安心して老後を過ごすためには、若いうちから将来のことを考えて貯蓄をしておくことが必要です。
また、介護が必要になった時や病気になった時、独り身になったにどこか施設で暮らすかどうか、そして持ち家がある場合はそれをどうするか、というのを考えておきましょう。
できれば、介護や看病が必要にならないように、若いうちから健康に気を付けるのもおすすめですね。
若いうちから老後のために貯金する
今の若い人が高齢者になった時に、年金が十分にもらえるとは限りません。
そのため老後、安心して暮らしていくための資金を貯金するべきです。
しっかりと貯蓄があれば、老後も夫婦2人だけの生活なら十分に暮らせるので、年金が少なくても安心でしょう。
我が家も子なし夫婦なので、貯金するようにしていますよ。
夫婦で介護について決めておく
子なし夫婦は、片方が介護や看病などが必要になった時に、どうするのか決めておきましょう。
自宅介護や看病などをするのか、それとも老人ホームなど専門の施設に入居するのか、などですね。
例えば施設に入居すれば、老々介護を避けることができます。
その場合は、夫婦が片方に大きな負担をかけることもなく、安心して暮らすことができますよ。
独り身になった時の住まいについて考えておく
いつまでも夫婦2人で暮らしていけるとは限りません。
寂しいことですが、夫婦どちらかに先立たれてしまう可能性もあるでしょう。
そうなった時に、自分自身は今の住まいで独り暮らしをしていくのか、あるいは老人ホームなどの施設に入居するのかなどをきちんと決めておきましょう。
持ち家など財産がある場合はどうするか決めておく
子なし夫婦に持ち家などの財産がある場合は、それをどうするのか早い段階で決めておくと良いですね。
例えば、老後になったら持ち家は売ってしまい、自分たちはもっと住みやすいマンションなどで暮らす、などというケースもありますよ。
もしくは高齢者という年齢になったら終活をして、財産を誰に相続してもらうかも決めておくと何かと安心です。
介護や看病が必要にならないように健康志向でいる
介護や看病が必要になると、何かと大変ですよね…。
そこで、若いうちから足腰を鍛えておいたり、健康的な食生活をしたり、人間ドックや健康診断をしっかり受けておくようにするのも良いでしょう。
老後を悲惨にしないためには、体のメンテナンスも積極的に取り入れることをおすすめします。
それに、片方が病院や施設に入ることになったら、やっぱり寂しいですもんね。
できるだけ一緒に元気に暮らせるようにがんばりましょう!
以上が、子なし夫婦でも老後を悲惨にしない方法です。
夫婦で早いうちからよく話し合って、老後のことを決めておくのがベストです。
子なしの夫婦の老後は孤独?
我が家も子なしの夫婦なので、老後のことを夫と考えています。
特に我が家の場合、夫は私よりもかなり年上です。
なので、どうしても順番でいうと、私自身が老後に独りになる可能性が高いんです。
でもそうなった時にどうするか、ということを早めに考えて決めておけば、子なしだから孤独ということはないでしょう。
孤独になるのが不安なら、友達をたくさん作るのが一番ですね!
趣味で何か習い事をするとか、地域のイベントやボランティア活動に参加するなどすれば、自然と気の合う人と出会えるでしょう。
準備が早いほど、いろいろな対策を考えることができますよ。
子なし夫婦に限らず、老後に独り住まいになってしまう、ということは誰しも起こり得ること!
子供がいてもいなくても、やっぱり誰でもきちんと考えておくべきなんですね。
それが今の時代の在り方なんです。
あなたも子なし夫婦なら、老後は孤独になるんじゃないかと心配しなくても、今から準備をしておけば安心して老後を迎えられますよ。
子なし夫婦は老後が悲惨なの? まとめ
子なし夫婦でも、若いうちから老後のことをきちんと決めておけば悲惨や孤独は防げます。
子持ちであったとしても、子供や孫に介護や看病をしてもらえるとは限りません。
現代ではもう、老後の面倒は自分でみるべきなのです。
そのため、老後の生活資金を貯めておく、介護や看病が必要になったらどうするか決めておく、独り身になった時はどのように暮らしていくか決めておく、持ち家や財産などはどうするのか考えておくと良いですね。
また、老後も少しでも長く元気に暮らせるように健康を維持するのがベスト!
子なし夫婦であっても子持ち夫婦であっても、老後のことはぜひ早めに話し合うようにしましょう!