離乳食は毎日全く同じものばかりだと、栄養が偏ってしまったりアレルギーを発症させる可能性があります。
ほんの少しでも変えていくのがベストですよ。
といっても、忙しいとどうしても同じメニューになってしまいがちですね…。
それでも大切な赤ちゃんには、ちゃんと栄養を摂ってもらいたいもの。
そこで今回は、離乳食は同じものばかりだとなぜダメなのかや、いつも同じメニューにならないための工夫をご紹介していきます!
離乳食が毎回同じなのはダメ?
離乳食が毎回同じだと、栄養が偏るだけでなく、同じ食材を食べ過ぎることによってアレルギーを発症する可能性があります。
特に五大アレルゲン食品とされている「米・小麦・大豆・牛乳・卵」は、体質によっては食べ過ぎるとアレルギーが発症するリスクが高いんです。
もちろんアレルギーを発症しなかったとしても、同じ食材ばかりを食べ続けていることで、赤ちゃんの栄養が偏ってしまうんですよね…。
栄養が偏れば当然、ただでさえ低い赤ちゃんの免疫力も更に下がるし、発達や発育にも影響を及ぼす可能性が出てきます…。
そのため、離乳食がいつも同じメニューというのはなるべく避けましょう。
大切な大切な赤ちゃんの健康と成長のためにも、やっぱり毎回同じではだめなんですね…。
ちなみに、食物アレルギーは先ほど紹介した5品以外にも、トマトやバナナなどでも発症する可能性があります。
要するに、同じ食品や食材ばかりをあげ続けるのは、避けるべきなんですよね。
また、赤ちゃん自身も、毎回同じだと飽きてしまうでしょう。
いろいろな食べ物の食感や味を楽しんでもらうためにも、離乳食は毎回同じにしない方がいいんです。
ただ、毎日のことだから、どうしても同じようなメニューになってしまいがちですよね…。
私の友人にも小さい娘さんがいますが、やっぱり娘さんの離乳食作りは色々と大変だったと話していました。
ということで続いては、離乳食が毎回同じにならないための工夫の仕方をご説明していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
離乳食がいつも同じメニューにならないためには?
離乳食がいつも同じメニューにならないようにするには、
- 調理法は同じでも食材を変える
- 離乳食の作り置きを2~3品用意しておく
- ベビーフードを活用する
- 朝食だけは毎日同じメニューにする
という工夫をしましょう。
離乳食のメニューがいつも同じにならないように、また少しでも楽に用意できる方法を解説しますね。
調理法は同じでも食材を変える
昨日はニンジンを使ったから今日は大根を使おうとか、今日は鶏肉を使ったから明日は白身魚をメインにしようなど、離乳食に使う食材だけを変えるのがおすすめですよ。
調理の方法は同じでも、食材が変われば栄養が偏る心配もありません。
また、離乳食に使う食材は、そんなに具だくさんでなくてもOKです。
栄養バランスが良くなるように、肉や魚や野菜を1種類ずつ使うなどしましょう。
離乳食の作り置きを2~3品用意しておく
離乳食は毎日作ると大変だし、考えるのも面倒になって同じメニューになりがち。
そんな時は作り置きを2~3品用意して、冷凍しておくと良いでしょう。
作り置きしておいた離乳食をローテーションで使うことができるので、栄養もまんべんなく摂取できるし、用意するのも楽ちんになりますよ。
茹でてすり潰したブロッコリーやほうれん草、魚の身をほぐしたもの、肉そぼろなど、栄養バランスが良くなるようにいくつか用意して冷凍しましょう。
離乳食を作る時に、多めに作って冷凍するイメージですね。
冷凍保存しておけば、1週間分は余裕でローテーションさせることができますよ。
ベビーフードを活用する
離乳食作りが大変な時は、無理してまで手作りにこだわる必要はありません。
ベビーフードも活用してしまって全然問題ないんですよ!
私の友人も、ベビーフードには結構頼っていました。
離乳食作りが大変で余裕がない、という場合には、ベビーフードを使いましょう。
ベビーフードも、いろんな味や栄養のものを用意しておくと安心ですよ。
ベビーフードを使うのに罪悪感を抱かないで、無理せずどんどん活用してくださいね。
朝食だけはいつも同じメニューにする
やっぱり朝は何かと忙しくて、離乳食を用意するのも一苦労ですよね…。
そこで、朝だけは毎日離乳食を同じにしてもOK!
昼、夜とバランスのとれた離乳食にするなら、朝は毎日同じでも全く問題ありませんよ。
でも毎朝同じなのはちょっと心配…、という場合は、朝用の離乳食を2~3品用意してローテーションすれば、栄養バランスは偏らないでしょう。
以上がいつも同じ離乳食にしない工夫と、離乳食作りの負担を減らす方法なので、ぜひ実践してくださいね!
離乳食は毎日同じものばかりでもいいの?まとめ
離乳食は毎日同じメニューや内容だと、やっぱり栄養も偏るし、食物アレルギーを発症させる心配があります。
また赤ちゃんも飽きてくるので、極力同じにならないようにしましょう。
調理方法は同じでも食材だけを変えたり、作り置き離乳食を用意したり、ベビーフードを活用したり、朝食だけ同じメニューにしていくと、負担も軽くなるし栄養も偏らずに安心ですよ!
赤ちゃんの健やかな成長のためにも、ちょっとした工夫をこらしていくといいですね。