子供が習い事を何もしてないのだとしても、特に問題はありません。
子どもが何か始めたいと思った時にさせるのが良いでしょう。
周囲をみると、何かしらの習い事を我が子にさせているという家庭が結構多いもの。
でもうちでは何もしてないとなると、本当に子供のためになるのか、どうしても疑問に感じてしまうでしょう。
我が子は習い事を何もしてないけどいいのか、また、お子さんに習い事をさせることになった際に役立つ選び方のポイントをご紹介します。
子供が習い事をしたがらない…
習い事を一つも何もしてないというのは、子供にとって決して悪いことではありませんので、どうかご安心を。
むしろお子さんが習い事をしたがらないのに、無理やりスポーツやピアノなどの習い事をさせてしまうと、お子さんの身に全く付かないことはもちろん、月謝などお金の無駄になってしまうんですよ。
例えば、我が子にアスリートになってほしいからといって、好きでもない運動系の習い事をさせると、子供はものすごく辛くそして苦手に感じてしまい、親子関係に深い溝ができてしまうでしょう。
習い事をうちだけ何もしてないという状況だと、やっぱり親としては少々焦りが出てくるというか、我が子のためにならないんじゃないか、と思ってしまいますよね。
でも、習い事をしたがらないお子さんに、強制的にさせなくても大丈夫です。
私自身も、小学生の頃は何一つ習い事をしていませんでしたよ。
中学生になってから日本舞踊を習ったり、高校生になってからギター教室に通ったりしだしました。
確かに、小さい頃から何かの習い事をさせることで、将来のために役立つ場合もあるでしょう。
でも、中学生や高校生になってから習いだしても、全然遅くはありません。
習い事はお子さんの希望通りに習わせてあげれば十分なんですよ。
ちなみに私は、自分で習いたくて日本舞踊とギターを習っていましたが、いずれももう習ったことは忘れてしまいました(笑)。
習い事って必ずしもその子の人生に大きく役立つとは限らないんですね…。
子供に習い事をさせたい時のポイントや注意点
子供に習い事をさせたい場合のポイントや注意点は次の4つです。
- 無理やり習わせようとしないこと
- 合わないと思ったらすぐにやめさせること
- 出費が家計を圧迫しないこと
- 家から通いやすいかどうか
さらに詳しく解説しますね。
無理やり習わせようとしないこと
先ほども説明したように、お子さんが嫌がったり興味を持っていないにも関わらず、無理やり習い事をさせるのはNG。
その習い事が心底大っ嫌いになったり、苦手意識を強く持つようになります。
そのため、子供に習い事をさせたいと思い立ったら、お子さんにはまず習い事を提案したり、おすすめしてあげると良いでしょう。
「この習い事をすると本当にすっごく楽しいんだよ」とか「できるようになると学校で役立つよ」などと言って、子供が自ら習ってみたい!と思えるように工夫してすすめてみてください。
そしてお子さんが習いたい、という意思表示をしたら、習い事をさせてあげればOKです。
合わないと思ったらすぐにやめさせること
習い事が子供に合っていないと思ったら、すぐにキッパリとやめさせるようにしてくださいね。
合っていないのにそのまま習い事を続けていても、ハッキリ言って時間とお金の無駄になってしまいます。
確かに、習い事を継続して子供にさせるということは、とっても大事なことでもあります。
しかし、合っていないなら続けても意味がないので、すぐにやめさせるようにしましょう。
習い事の費用が家計を圧迫しないこと
習い事によっては月謝だけでなく、専用の道具が必要だったりして、とにかくお金がかかる場合もあります。
私も数年前、着付けを習っていたのですが、その時は着付けに必要な道具なども購入しなければいけなかったので、かなりの出費がありましたよ…。
もし習い事をさせることで家計を圧迫してしまうなら、やりくりするのも大変になってしまうので、習い事は極力させない方が良いでしょう。
月謝が無理なく支払えるのか、また、月謝以外にかかるお金が必要かどうかも必ず確認しましょう。
家から通いやすいかどうか
習い事先が家から遠いと、送り迎えが想像以上の負担になります。
子供に習い事をさせたいなら、家から通いやすいかどうかも視野に入れて検討しましょう。
家から通いやすければ、子供が大きくなったら一人で行き帰りができます。
親の負担もとっても軽くなりますよ。
以上が、習い事を始める際の選び方ポイントや注意点です。
これらを参考にして、ぜひともお子さん自身に合った、ベストな習い事を選んでくださいね。
子供が習い事を何もしてない! まとめ
習い事は何もしてないとしても、必ずしも何かさせなければいけないわけではないので、どうか安心してくださいね。
それでももし何かしらの習い事をさせたい、という場合には、お子さん自身がやる気を持っていることが大切です。
もし合わないと感じたらすぐにやめさせるようにし、また習い事にかかる費用は、家計を圧迫し過ぎないものを選びましょう。
そしてできれば家から通いやすい範囲にある習い事を選ぶと良いですね!
子供に、親の気持ちゴリ押しで何かの習い事をさせる、というのは賢明ではないので、お子さんが習いたがっているものや興味を示したものを習わせると良いでしょう。